キャンバスのカビの防止法を教えてください。
Q | キャンバスのカビの防止法を教えてください。 |
A | ホコリと湿気を避けるのが一番です。 カビの発生条件は「餌(培地)、水、温度」です。多くのキャンバスの目止め材料はカビの好餌となります。防止策としては、水を与えないことです。 ホコリには吸湿性があるので、ホコリを寄せつけないようにすれば、それに付着する水分が防げます。キャンバス裏面の木枠との間にホコリを入れないような工夫、あるいは裏面全体をクラフト紙で軽く覆うだけでもホコリが防げます。 次に、結露による水分を避ける工夫が大切です。コンクリートの床への直置きなどは絶対避けるべきです。下駄を履かせる、宙吊りにする、北面につけないことが有効です。 完成した絵であれば、絵の表裏に水彩画保護ワニス(防カビスプレー)を塗布すればカビ防止効果があります。 |