シルキーにしたり、玉虫色の輝きを出したりする方法を教えてください。
Q | シルキーにしたり、玉虫色の輝きを出したりする方法を教えてください。 |
A | 技法か原料のいずれかの方法を採ることになります。 ヨーロッパの巨匠は原料からではなく、グレーズ技法や対比効果で類似の光沢を得ています。例えば、レンブラント作品の黄金色はイエロー オーカーです。絹や玉虫色もそうなのですが、元々は光の干渉で輝きを得ているものですから、干渉性発色顔料を利用するほうが近道です。アクリル絵具やガッシュでは、パール、メタリック、イリデッセンス色が販売されています。油絵具にはありませんので、顔料として販売されているクロマシャイン、クロマパール、パール色を「ストロング メディウム グロス」などの画用液で練り合わせ、淡く着色して層を重ねるのがいいと思います。 |